前回(’24年度第1回)試験で「相続・事業承継設計」に合格した勢いで、11月の’24年度第2回試験では2科目の同時受験に挑戦する。
選んだ科目は「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」と「タックスプランニング」である。自分の中ではプライオリティを付けていて「タックスプランニング」を主とする。この2科目を選択した理由は試験日が異なること、双方ともに初めてCFP科目としての学習を行うので比較的難易度が低いと思われるものにしたかった。
前々回までは1科目の受験で、何度も不合格している自分が2科目同時受験とは、少々調子に乗りすぎている感がある。それでも前回試験勉強で効果のあった方法を試したい。この方法ならば可能になりそうだという思いが強く受験を申し込んだ。また、既に前期高齢者となり、短期記憶力や学習に際しての集中力などが明らかに衰えたと実感している。特に「目の疲れ」は想像以上で、これから3年間も試験勉強を続けるのはとても酷な事と思い、出来れば少しでも短くしたいという願望である。
それでも、今回は少しばかり勝手が違うことに学習を開始して、しばらくして気づいた。まずは学習できる期間である。6月から11月までは5ヶ月間である。一方で、前回は11月から6月まで7ヶ月間もあった。今回は2ヶ月も学習できる期間が短いのだ。さらに、私の学習に必須の「CFP精選過去問題集」は改訂版が9月下旬の発売なので、それまでは何を使って学習しようかと悩む。
・・・仕方なく、とりあえずは現行版を用意するしかないだろう。結構な出費となる
私の学習方法は、「資格標準テキスト」を一読してから、過去問題を解きながら自己流のテキストノートを作成する(A4ノートで2冊程度になる)。そして、過去の資格試験問題集を繰り返しながら、ノートの内容をブラッシュアップして覚える方法である。
優先順位の高い「タックスプランニング」から学習を進めていく。何とか自己流テキストノートの作成を終えた時点で、CFP資格試験日(1日目)の1ヶ月前となってしまった。超やばい状況である。このままでは2科目共倒れの可能性が大きい。色々と考えた末、以下のような学習計画へ変更する。
- ライフプランニングの資格試験日(1日目)の1週間前までの約2週間は、ライフプランに8割、タックスプランに2割の学習時間を割り当てる。双方とも過去問のみである。しかし、ライフプランニングは過去問題の解答について、それを理解するためには調べたりする時間を要するため、思うように捗らない。
- ライフプランニング資格試験日前までの1週間はライフプランのみを繰り返す。それでも合格ラインまではとどかない。準備不足が響いている。
- タックスプランニング試験日前の1週間はタックスプランニングの過去問のみを繰り返す。合格のボーダーラインに手がとどくギリギリが続く。
この学習計画では「ライフプランニング・リタイヤメントプランニング」では自己流テキストノートを作成する時間が無くなった。過去問と資格標準テキスト(ほとんど使用しなかった)、ネット検索による情報収集が学習のツールとなる。
こんな状況で試験を受けた「ライフプランニング・リタイヤメントプランニング」は、10問目から試験を始めて最後までやってから1問目から始めるという方法にした。その理由は過去の審査試験問題集を解いていた際に、1問目から10問目あたりまでに時間を多く使う割には解ける問題数が少なくて最後まで手を付ける時間が足りなくなる。何種類か過去の試験問題を試したが、結果は同じであった。後半の問題は手をつけ易い内容なので、限られた時間内で多くの問題に取り組めるようにした。結果は、それでも5問程度は手を付けることができなかった。勿論「鉛筆を転がす」ことになる。神頼みだ。
一方で、「タックスプランニング」はほとんど手を付けることができた。しかし、解けたつもりでも正確ではないことは、何度も何度も経験している。問題文の内容に高い注意力が必要である。
後日、自己採点をしてみると、「ライフプランニング・リタイヤメントプランニング」は丁度ボーダーライン上であり、今回の合格ラインが高くなると不合格となる。合格ラインが低くなることを切に願う。改めて、再度の神頼み。
「タックスプランニング」は若干の余裕があるので、マークシートへの記入ミスがなければ合格になると予想した。1科目の合格は必須と考えていたので、最低目標はクリアーできそうだ。
合否のハガキが待ち遠しいです。