日本FP協会のセミナーを🈠受講

この記事は約4分で読めます。

日本FP協会へ入会して初めてセミナーを受講しました。コロナ禍で緊急事態宣言が発出中にも関わらず受講して良いのか悩みましたが、今の自分にとって参考になりそうなテーマだったので、虎ノ門タワーズオフィスまで行きました。久しぶりのお上りさんです。想像してたよりも電車・地下鉄が空いていました。会場も万全のコロナ感染予防対策をしていたので安心しました。自分も最近話題の2重マスクで完全武装です。それと、上野駅周囲のお店(むかし昼食に利用した店など)が、いくつか閉店していることに驚きです。

地下鉄を降りて数分歩き、会場であり、且つ、日本FP協会も入っている「虎ノ門タワーズオフィス」に着きました。とても立派なビルです。守衛に自動演奏のピアノです。こんなに立派なビルにNPO法人がオフィスを構えているんだ! もっと安い賃貸でいいんじゃないのかぁ。セミナーには関係ないですが、誰しも思うんじゃないかなぁ。(そうすれば我々の会費ももっとやすくなりそうなものです)

セミナーは複数の先輩FP殿がファイナンシャルプランナーを目指した理由や、資格を取得してから独り立ち(利益を得るようになる)までの経緯やご苦労話、現在の活動方針などをパワーポイントのスライドを使用して一人約40分間講演された。引き続き、参加者がセミナー申込時に記載した「知りたいこと」(?)だったと思いますが、講演者へ聞きたいことを書かされています。その中から司会者が数問ピックアップして質問され、講演者が回答しました。

セミナーの内容は、

ファイナンシャルプランナーになる前に大手建築メーカの営業であったり、銀行員であったりして、既にその当時に業務上必要な資格を(会社から)取らされているなど、ファイナンシャルプランナーという資格にプラスできる有効な資格を保有していたという先輩方でした。その上で、ファイナンシャルプランナーの活動分野に関係する仕事に数十年の経験がある方が40代、50代で、あるいは定年後にファイナンシャルプランナーとして資格取得し起業されていました。即ち、会社員時代がファイナンシャルプランナーの活動業務と重複している人なので、FP予備軍とも言えるのではないでしょうか。同じ境遇の参加者には、とても参考になると思います。

一方、エンジニアとして定年退職を迎えて、それからファイナンシャルプランナーの資格取得を目指して、今は起業された方が1名おりました。専門分野を持っていないため、一般的な相談業務が活動主体のようです。それでも外国語に堪能であることが強みで、国内在住の外国人が相談者というニッチな需要を掘り起こし、それが顧客を繋げる武器になったようです。この方のお話は、私の境遇に近いので大変参考になりました。純粋にFP業務(知識)に興味を持って、好きになったようです。他の方々よりもボランティア精神が強く持っているようでした。

全員に共通しているのは、資格を取得してからSG(スタディグループ)などのファイナンシャルプランナーの集まりに参加して、実践的な技術力・知識力を向上させながら、実際の活動の突破口(入口)を見つけているようです。そして、皆さんが下積みの時期を我慢されて今に至っているのがよくわかりました。

今回のセミナーで感じたことは、

リタイヤしてファイナンシャルプランナーになるには条件も必要

40代、50代で仕事(会社)を辞めてファイナンシャルプランナーになるには、予めFP予備軍となれる仕事に従事していることが重要だと思います。まだ、子供の教育費用が必要で、将来の貯蓄もこれからのはずです。十分な準備を退職前に行えていない場合は、ファイナンシャルプランナーとして起業し退職前の手取額を得ることは難しいでしょう。そう考えると、金融・証券関係や不動産関係などをリタイヤして独立するのは可能性が高いようです。

ネット検索してHPを持っているFP事務所を見ると、FP資格が記載していますが、社労士・行政書士・司法書士なども併記されているのがほとんどであることも納得できました。

60歳超、畑違いの職業からファイナンシャルプランナーへ転職は大変

独立してそれなりの利益がでるようになるのは大変だと感じました。不可能ではないが、得意分野を持つまで元気で下積みの活動ができれば良いのですが、、。でも、60歳まで働き貯蓄もそこそこあれば公的年金を頂いて日常生活はできます。ファイナンシャルプランナーとして活動を行う意義は、社会と繋がる手段と考えても十分な目的になりそうです。