㊗️2度目の2課目受験の結果は・・

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2025年6月に実施の2025年度第一回CFP資格試験の結果発表である🥁 

今回は昨年11月(前回)のCFP資格試験に続けて2課目の受験に挑戦した。得意課目をもたない私には、「不動産運用設計」と「リスクと保険」の学習も、他の課目同様に初めて学ぶこと・覚えるべきことがとても多い課目でなる。性格的に何か事を始める前に計画を立てるのを好むタイプである。今回も昨年の12月に翌年(今年)6月までの学習計画を立てた。しかし、半年の間には想定外の用事も発生するもので、いつもの事であるが計画通りに学習は進まない。自分で納得できるレベルまで到達できていない状態で試験を受けることとなった。課目試験の合否レベルは約30〜35点(50点満点)であり試験毎に合否レベルには幅がある。受験翌日に自己採点をして100%不合格となれば諦めがつく。もし「合格が期待できる」点数で「これは合格だな〜」と早合点すると、日本FP協会から一カ月後に郵送される正式な通知で、もし「不合格」と書かれていたならば、相当な精神的ショックを受けることになる。

そこで、私は正式通知を受け取るまではニュートラルな気持ちで結果を待つように努めることにしている。 実は過去の受験で「ギリギリだけど合格できそうだ」という「 期待 」を持ってしまったが為に、不合格の通知を受け取った時には奈落の底に落とされたことがあった。私に限らず受験される方はみなさん、長い期間大変な努力をして日々学習しているので、それで成果が得られないと心が折れてしまう。自分は立ち直るまで結構な時間を要した。

通知の結果は・・7月15日にネットで合否ラインの発表がある。合否ラインは自己採点よりも低い点であった😀。 いつからかは知らないが、葉書による試験結果通知を待たなくても、会員の個人ページで合否が確認できるサービスがあることを知ったので、今回は確認してみる。そして結果は2課目ともに合格である。葉書(試験結果通知)を待たずに喜ぶことにした。バンザーイ!!

これで累積5課目合格となった。2課目同時受験は前回に続いて2回目である。2回共にスタート時に計画した学習スケジュールを達成できず、試験日まで半月となる時点で2課目のうち1課目を優先して学習するという”スクランブル”になってしまった。それでも、結果として2回共に2課目同時合格できたことは、なかなか強い運の持ち主であるようだ。そして独学の学習方法も評価できる。以前の雑感にも詳細を記載したが、改めて学習方法の概要を紹介したい。これから挑戦される方の参考になればと思う。

対象者(私)は高齢者(65歳以上)です。定年退職後は64歳まで公財でパート勤務、その後は無職。会社員時代の業務は電子機器の設計・製造である。ファイナンシャルプランナーの業務分野に関わる仕事経験はない。定年退職後に自身の世間知らずを痛感し、何かを学ばなければ今後は我が身を守れないという危機感からファイナンシャルプランナーの3級技能士を受験したのが事の始まりである。(CFP資格受験までの3級・2級の学習目的は「知らないことを知るための学習」であったのが、今は「受験に合格するための学習」になっているのが少し悲しい・・)

学習方法は全て独学である。何故ならば資格を取得する事で将来の収入に対する投資になるという計画は現在のところ無い。知識の到達レベルを段階的・客観的に確認できると考えてファイナンシャルプランナーを選択したからである。

合格する為には過去問題を繰り返すこと。他のファイナンシャルプランナーもネット等で配信している通りである。私はFPKオリジナル精選過去問題集と各課目別資格試験問題集(過去4回分)を使う。どのように使うかというと、FPKオリジナル精選過去問題集は後述する自己流学習ノートの作成に使う。過去の試験問題集を試験時間2時間と決めて何度も解く。鉛筆を使用し計算内容も問題集の中に書いて解く。そして、採点したら消しゴムで全て丁寧に消す。これを繰り返して過去問に慣れるようにする。繰り返し間違う問題も明らかになるので徹底的に繰り返す。また、2時間のなかで最も多く解答できると思われる種類の問題や、手を付ける問題の順番などもわかってくる。得意分野では無い課目を2時間で全問解くのはとてもとても難しい。もしも、過去問題集への取り組み時間が不十分であっても、どのように試験時間を配分して臨むことが高得点に繋がるか分析できていると実際の試験ではかなり効果がある。

独学の問題点は効率良く学習が出来ないことである。なぜならば、効率良い学習ができるように、お金を払って外部機関から「まとめられている資料」や「試験に出るポイント説明を聞く」ことができる方法と比較すれば、独学は試験に出る可能性が低い分野も学習してしまう効率の悪い学習と言える。どちらを選択するかは個々の事情に合わせて選ぶべきである。私の場合は無職なので出費は削減したい、生活時間の自由度が高いので学習時間の確保は「本人のやる気次第」と考えた。3級技能士受験から一貫して独学としている。CFP資格試験を受験し始めた頃は「標準テキスト」を教科書のように扱って覚えることを最優先し、過去問題に対しては直前になれる意味で繰り返した程度であった。これが大失敗。2回ほど受験に僅差で失敗してから自分流の学習方法を考えるようになって、今は標準テキストは学習項目の表題的な位置付けで、辞書代り程度である。学習の多くは前記した問題集の解説部分とネット経由で出所正しい情報をもとに手書きで作成した自己流学習ノート作りである。そうなるしかない理由としては、標準テキスト(及び過去の試験問題)に記載されている専門用語は、多くの場合に何も説明がない。3級→2級→CFP と資格試験の学習範囲は同じでも、知識の深さが大きく異なる。したがって、専門業務として携わっていない者にとっては、聞いた事のない単語・用語が出てきたら、その単語だけを覚えても意味がなくて、面白くもない。それを調べて理解することから学習が始まるので、今の自分をベースにした資料を作成することが自己流学習ノートの目的である。

今年2回目の資格試験(11月)では、残る「金融資産運用設計」を受験する。もっとも難易度が高いという評判である。もちろん門外漢であるため自己流学習ノートはおそらく2冊以上は作成するようになるだろう。自分としてはもっとも学習したい分野の一つでもある。7月から4ヶ月の間はこの科目に集中して学習し、2年間に渡る課目試験の学習を終わりにしたいという強い思いがある。

さぁ、精選過去問題集、Campusノートを買ってこよう! (標準テキストは既購入済)

これから「不動産運用設計」や「リスクと保険」を受験される方で何か聞きたいことがあれば問い合わせてください。私の一度きりの経験ですが、その経験のなかで参考となる話ができると思います。もちろん、金融資産運用設計以外であれば他の課目でも結構です。試験問題集も中古品が手元にあります。